今、巷で話題な本で、
「なんとめでたいご臨終」
というものがありますよね。
この本は、人生の最期を自宅で過ごした人たちの、
奇跡ともいえるエピソードが
ぎゅっと詰まった本だということで、
読者の心に響く作品だそうです。
そんな素敵な本の著者である
小笠原文雄さんは、いったいどんな方なのか?
気になったので調べてみました!
小笠原文雄さんのプロフィール
出典:https://sho-cul.com
名前:小笠原文雄(おがさわら ぶんゆう)
生年月日:1948年5月23日
職業:医学博士
出身地:岐阜県羽島市
名前は「ふみお」ではなくて、
「ぶんゆう」と読むのですね。
小笠原文雄さんは、現在は主に
「在宅医療」を行っています。
「在宅医療」というのは、
「人生の最期は我が家で迎えたい・・・」
「家族みんなといつも一諸にいたい・・・」
という患者の思いと、
「最後まで寄り添いたい・・・」
「家族みんなで見送りたい・・・」
という家族の思いの二つをかなえる
医療方法となります。
私も病気など、余命を伝えられたら、
病院のベッドの上ではなくて、
自由に残りの人生を楽しみたいです。
ちなみに、病院で逝ってしまった人の顔と、
自宅で逝ってしまった人の顔を比べると、
あきらかに自宅で逝ってしまった人の顔のほうが、
幸せそうな顔をしているとのことです。
最後は笑顔で逝きたいですね!
小笠原文雄さんの経歴
次は、小笠原文雄さんの経歴をまめてみました。
経歴
1948 年 岐阜県羽島市生まれ
1973 年 名古屋大学医学部卒業
1973 年 大垣市民病院 医員
1977 年 名古屋大学第二内科(循環器グループ) 医員
1981年 一宮市立今伊勢病院 医長
1989 年 小笠原内科 院長
1999 年 医療法人聖徳会 理事長
こうやって見てみますと、
かなりのエリートだということがわかりますね!
有名どころの病院を転々としており、
伊勢病院では医長を務めています。
1989年には、自身の診療所を開院しています。
2018年の10月1日に住所が変わっており、
上記の住所になっています。
小笠原内科では、主に外来診療がメインで、
在宅医療も行なっているとのことです。
また、小笠原文雄さんは、多くの役職を持っています。
主な役職
医学博士
日本在宅ホスピス協会 会長
厚生労働省 「緩和ケア推進検討会」 構成員
厚生労働省科学研究班 「遠隔診療」 班員
岐阜大学医学部 客員教授
藤田保健衛生大学医学部 客員教授
日本内科学会 認定医
日本循環器学会 専門医
日本在宅医学会 専門医
東海北陸在宅療養支援診療所連絡会 会長
岐阜県在宅療養支援診療所連絡会 会長
岐阜在宅ホスピス研究会 代表世話人
名古屋大学医学部学友会岐阜支部 支部長
これだけ肩書があるのを見ると、
めちゃくちゃえらい方みたいですね!
これだけ多くの肩書があるので、
医師としてはトップクラスの実力を持ち、
とても信頼できる方ですね!
私の最後は、小笠原文雄さんのお世話になりたいです(笑)
小笠原文雄さんの人柄は?
小笠原文雄さんの人柄は、
在宅医療に目を向けたルーツを紐解けば、
どんな人柄なのかがかわかります。
小笠原文雄さんは、自身の診療所を開院する前での
病院勤務時に、ある違和感を持ったそうです。
その違和感とは、病院で治療を受けて、
それでも死んでしまった方の表情だということです。
どの人も、眉間にしわを寄せて逝っており、
その表情を見るたびに、小笠原文雄さんは、
「これ、なんだろう」
出典:http://www.chunichi.co.jp
と、思っていたとのことです。
そしてある時、患者の一人で、
七十歳くらいで大腸がんになり、
手術したのだが再発してしまったため、
二年後に歩けなくなった男性がいたとのことです。
その方は、在宅医療を受けており、
最後は自宅で迎えたそうです。
その時の、亡くなられた時の顔を見て、
小笠原文雄さんはこう思ったそうです。
「これほどまでに穏やかな顔で死ねるのか。
病院と在宅で、なんでこうも違うのか」
出典:http://www.chunichi.co.jp
病院での光景とは打って変わって、
全く苦しそうではなかったので、
とても不思議に思ったのですね。
そうして小笠原文雄さんは、
自身の診察所を開院し、
在宅医療に力を入れることになりました。
そして、現在の小笠原文雄さんは、このように語っています。
「ホスピス」というのは、生き方や死に方、みとりをするとはどういうことかを考えること。「ケア」は人と人が温かく関わって希望を持たせ、生きる力をみなぎらせること。だからこそ延命効果がある。
穏やかな場所にいると痛みがかなり柔らかくなる。ストレス空間では痛みを感じる。家にいれば和らぐし、病院だと広がる。
生まれる所は選べないが、死ぬ所は自分で決められる。所定まれば心定まる。そうすれば穏やかに死ねる。その人らしい暮らしの中に、希望死・満足死・納得死がある。
出典:http://www.chunichi.co.jp
以上のことから踏まえて、小笠原文雄さんは
とても思いやりのある方
だということがわかりますね!
円満な最期を迎える人を多くするために、
新しく診察所を開院するぐらいなので、
他人を一番に考える、人間の鑑ですね!
そんな小笠原文雄さんだからこそ、
「なんとめでたいご臨終」を執筆できたんでしょうね!
最後に
今回は、小笠原文雄についてまとめました。
いままでの経験があったからこそ、
「なんとめでたいご臨終」は、
とても素晴らしい仕上がりになったのですね!
とても素晴らしい先生なので、
これからの活躍も応援しています!
終わり