私はよくパソコンでゲームをしているのですが、
最近どうしても気になってしまうことがあります。
それが何かといいますと、ジャギーです。
気になりだすと本当にゲームに集中できなくなってしまいます…
4Kのモニタはまだ手が出せないので、
どうにか方法はないかと思っていたところ、
まさに求めていた機能を見つけました!
目次
ジャギーとは何か
ジャギーとは、簡単に言えば輪郭に現れるギザギザのことを言います。
例として、ウィッチャー3のスクリーンショットを使用します。
最高画質でreshadeを入れています。
ぱっとみでは何も問題ありません。むしろきれいだなとうっとりするレベルです。
ですが、背負っている剣の一部を拡大すると…
赤丸内の部分がギザギザになっていますね。
これがジャギーです。
ここまで拡大しないと判らないからちょっと気になりすぎじゃね?
って思う方はいると思うのですが、
実際にゲームをプレイしてみると
ジャギーがすごくちらついて、
没入感が損なわれてしまうのです…
そこで、今回はNVIDIAの
DSR(Dynamic Super Resolution)(以下DSR)
を使用してジャギーを軽減してみました。
DSRとは
DSRを使用することによって、
本来対応していないモニターの解像度を超えて
ゲームを出力できるようになります。
DSRを使用していない状態の時では、
解像度の設定がモニタの解像度までしか出ません。
そこで、DSRを使用すると…
4K解像度まで選択できるようになりました!
DSRは以下の方法で設定できます。
DSRの設定方法
デスクトップで右クリックするとメニューが出ます。
そこから[NVIDIAコントロールパネル]を選択します。
左側の3D設定内の3D 設定の管理を選択し、右のウインドウから
DSR-係数を選択します。
右側の設定をクリックすると、
チェックボックスが出てきます。
[(数字)x native resolution]とは、
どの解像度を表示させるか、という意味です。
例えば、[4.00x native resolution]を選択すると、
4K解像度がゲーム内で選択できるようになります。
私はゲームによって細かく切り替えたいので、
[2.00x native resolution]
[3.00x native resolution]
[4.00x native resolution]
にチェックを入れています。
その下にあるDSR-滑らかさは、
初期の33%から動かす必要はありません。
ここは、値が低ければ低いほど、映像がくっきりになり、
高ければ高いほど、映像がぼやぼやになります。
もし設定していなければ、20~40%の間で設定してください。
20%以下にすると、逆にジャギーが増えてしまいます。
40%を超えると、ぼやぼやがだいぶ気になってしまいます。
(あくまでも私の所感です)
以上で、設定は終わりです。
設定できれば、どのゲームでも追加した解像度が選択できるようになります。
DSRの効果
4K、DSR-滑らかさ25%で撮影したスクリーンショットです。
明らかにジャギーが減っています。ほかの場所もくっきり映っています!
比較してみるともっと違いが判りますね。
このように、DSRを使用すれば、画質の底上げも可能です!
今ではもう手放せない機能です。
DSRのデメリット
非常にゲームが重たくなります。
私はGTX1080tiを使用していますが、4K解像度にすると
大体のゲームで60fpsを切ってしまいます。
なおかつ、ゲームによってはとても不安定になります。
(フリーズやブルースクリーンになることも…)
基本的にはソロプレイのゲームで使用して、
オンラインでは使用しないようにするのがよいかと思われます。
もし、いいグラフィックカードを持っているのであれば、
実践の価値アリです!
終わり